犬にも、定期的に歯の検診を受けさせたほうがいいですか?自宅でも歯石のチェックはできますか?
1.歯科検診を受けさせよう
人間は、子供のころから定期的に歯科検診を受けています。また、少しでも歯に違和感があったら歯医者さんに行って、検査をしてもらうと思います。
定期的に健診を受けていると、もし虫歯ができていても早期発見ができるためその症状が重篤にならなくて済みますし、様々な口腔内の病気を予防することができますよね。
これは人間に限ったことではなく、犬の歯についても同じことが言えます。
定期的に動物病院で歯のチェックをしてもらうことで、歯石の付き具合や歯の健康状態についてチェックするとともに、口腔内の病気を早期発見して治療することができるのです。
また歯石は、歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」と呼ばれる部分にも蓄積されます。そのため、素人ではなかなかたまった歯石に気付いてあげられないこともあります。そこで、定期的に獣医さんに口の中を見てもらうことで、目に見えない部分についてもチェックすることができるのです。
歯科検診を受けさせる間隔ですが、現在特に口腔内に異常がなく、きちんと歯のお手入れもしているという場合は1年に1回程度で十分でしょう。予防接種を受けさせるついでに見てもらうと、うっかり検診を忘れるということもなく安心ですね。
また、歯茎から血が出ていたり、口臭がするなど何らかの異常が感じられる場合には、できるだけ早く動物病院に行き、獣医さんの指示を仰ぐようにしましょう。
2.家庭でも歯のチェックを
犬の歯の健康を保つためには、定期的に動物病院で検診を受けるとともに、家庭でも歯の状態をチェックしてあげることが重要です。
人間であれば鏡を見て「ちょっと歯石がたまってきたから歯医者さんで取ってもらおうか」ということになりますが、犬の場合、そういうわけにはいきません。また犬はしゃべることができませんので、歯や歯茎にちょっとした違和感があってもそれをうまく伝えることができません。
そこで飼い主であるあなたが愛犬の歯と歯茎の状態をチェックすることで、歯石の有無や口腔内の異常に気付いてあげる必要があるのです。
歯磨きをする際や愛犬とじゃれあう際、歯の表面の汚れ具合や歯茎の状態をチェックする程度でも、定期的に行っていればすぐさま異変に気付くことができます。
大切な家族の一員である愛犬にいつまでも健康でいてもらうためにも、定期的な歯科検診を受けさせるとともに家庭でも歯のチェックを習慣的に行うことをおすすめします。
ペットの口内のケアの理想的な商品は、簡単で使いやすく、継続的に続けられるものであるべきだと考えます。ペットの体に安全で、ストレスなく使用されるべきです。そして、確かな効果が期待出来るものが良いでしょう。人気なのが、スプレータイプで液体を口に吹きかける歯石ケアと、ペットの飲み水に液体を混ぜるタイプのケアです。どちらもお手軽ケアで、健康的な口内環境を育ててくれます。深刻な歯石はスプレータイプで、普段のデイリーケアは飲み水に混ぜるタイプがお薦めです。970以上もの動物病院やサロンがモニターし、口内環境を整えるために選んでいるので、お近くの動物病院やサロンで安く購入できるでしょう。
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