犬猫の歯石口臭の除去対策まとめ

犬猫の歯石口臭に関する問題をまとめました

犬の歯周病を放置した結果、4つのステージを経て危険が迫る。

      2014/11/19

犬の歯石は歯周病の原因となってしまいます。そこでここでは、歯周病を放置しているとどうなってしまうのかについてご説明させていただきます。ちょっと怖い話もありますが、歯石を放置することの危険性を理解するためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

1.ステージ1 ~初期段階~

歯周病の初期段階は、特にこれといって目立った症状が出てこないことも多くあります。というのも歯周病は歯茎の内側から徐々に進行してくる病気ですので、目に見えて症状が現れる頃にはある程度症状が進行してしまっているのです。
そのため歯周病の初期段階でみられる症状といえば、歯茎がいつもより少し赤くなっているとか、歯の表面に歯石が少しだけ付着しているといった程度になります。

2.ステージ2 ~治療が必要となる段階~

ある程度歯周病が進行してくると、歯の表面の歯石も目立つようになります。また歯茎の赤みも酷くなり、明らかに“炎症”とわかるような感じになります。
さらにこの頃になると、蓄積された歯石やその歯石に繁殖した最近の影響で、口臭も酷くなってきます。

3.ステージ3 ~かなり重度~

そしてさらに症状が進行すると、歯の表面は完全に歯石でおおわれてしまいます。そしてその歯石が歯の組織や歯槽根にダメージを与え、歯がぐらぐらと動くようになったり、歯が抜けてしまったりするようになるのです。
またこの頃には歯茎もボロボロになってしまっていますので、ちょっと歯茎を触っただけで歯茎が崩れてしまったり、顎の骨が折れてしまったりすることもあります。
こうなってしまうと、犬も歯や歯茎に痛みを感じるようになりますので、おもちゃを口でくわえて遊ぶことを嫌がるようになります。また食事を満足に噛むこともできなくなるために食欲が次第に減退していきます。

4.ステージ4 ~ここまで放置してはいけません~

そしてついに最終段階に入ると、大量に繁殖した細菌の影響で歯根周囲の骨が溶かされてしまいます。そうすると骨に穴が開き、口の中だけではなく顔の表面にまで穴が開いてしまうことがあります。
骨がとかされてしまうことで、口の内側から歯の表面に向かってトンネルができてしまうのですね。
ここまで来てしまうとその症状は口腔内だけでは収まらず、鼻から血が出るようになったり、くしゃみが止まらなくなったり、顔表面から出血したりもするようにもなります。
愛犬の顔がボロボロになってしまうなんて、考えただけでもゾッとしますよね。

もちろんここまで歯周病を放置する飼い主さんは滅多にいないと思いますが、歯周病を放置するとこんなに恐ろしいことになります。ついてしまった歯石については、早急に対処する必要があるのです。歯石の取り方については、犬の歯石を取る方法で詳しく解説したいと思います。

ペットの口内のケアの理想的な商品は、簡単で使いやすく、継続的に続けられるものであるべきだと考えます。ペットの体に安全で、ストレスなく使用されるべきです。そして、確かな効果が期待出来るものが良いでしょう。人気なのが、スプレータイプで液体を口に吹きかける歯石ケアと、ペットの飲み水に液体を混ぜるタイプのケアです。どちらもお手軽ケアで、健康的な口内環境を育ててくれます。深刻な歯石はスプレータイプで、普段のデイリーケアは飲み水に混ぜるタイプがお薦めです。970以上もの動物病院やサロンがモニターし、口内環境を整えるために選んでいるので、お近くの動物病院やサロンで安く購入できるでしょう。

 - 犬の歯石取り

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